コミュニティーサイト系CMSの検討・・・JoomlaとWordPressを導入してみる
pimcore のドキュメントにひと通り目を通してみました。サンプルコードなんかもふんだんに掲載されており、よく出来ていると思います。で、分かったんですけど、pimcore は静的なサイトを簡単に構築するのに向いているということです。一般企業などが会社紹介のホームページを作るのにいいんじゃないでしょうか。コミュニティーサイトで必要とされるユーザー管理機能なんかありません。ZF(Zend Framework)を基盤としているので何でも出来るとはいえ、逆にコンテンツ構築のための素晴らしい UI はさして役に立たないと考えられます。
ということで、今度はコミュニティーサイト系の CMS である Joomla と WordPress をインストールして試しています。
どちらも簡単にインストール出来ました。当然のようにユーザー管理機能はしっかり作りこまれています。ユーザー登録すると、Joomla は本登録用の URL をメールで送る仕組みです。WordPress はパスワードをメールで送る仕組みです。
Joomla はあっさりとメールを送って来ましたが、WordPress のメールは届きませんでした。原因はメールの From: を wordpress@localhost で送信しており、Mercury SMTP サーバーが転送してくれないからです。wordpress/wp-includes/pluggable.php の320行目付近で $sitename を "localhost" にしていますが、"google.com" みたいな実在のドメイン名になるように書き換えてやると Mercury がちゃんと転送してくれます。
これから Joomla と WordPress がどのようにデータベースを使っているのかとか、いろいろ調べて勉強したいと思います。